なかなか5連戦の山は険しそうですね。
連戦や気候を考えればターンオーバーするのは当然の選択でした。
怪我人が出ているCFのやりくりに苦労するのも想定内だったと思います。
ただ、そのターンオーバーをした布陣でどこを中心に攻めていくのか?相手のどこを崩していくのか?正直ここが見えないまま90分終わってしまったと思われます。
ということで今節は下記2点について考えたいと思います。
1)千葉のどの選手を動かすのか?目がそろわない。
2)出てこい新戦力。
前節なかなか厳しい試合をしてしまったレノファ。
今節は前節のモヤモヤをしっかり払しょくすることを期待したい試合でした。
ところが、、、でしたね。
メンバーが代わってもやろうとしているサッカーでは、同じ絵を描こうとしています
試合後の名塚監督のコメントです。監督が志向する形として理想形はそうだと思います。
今期キーマンとなる選手。関、渡部、橋本、佐藤謙。また特徴として、アンカーの佐藤謙やIHの池上を交えつつ、橋本ー沼田ー田中の三角形で左サイドを攻略することがあげられるかと思います。
そのなかで佐藤謙、橋本、田中をスタメンから外すことでどうなるのか?というのが、まず今節のスタメンを見て思うことだったかと思います。(ゼロトップ?などツイートを見ましたが、名塚さんの性格上やはりそれはなかったですね)
前半の中盤あたりまででしょうか、レノファのボール保持時にジェフが割と中途半端に
前から来てくれたこともあり、沼田のところから突破をするシーンができていました。沼田もこの数試合スタメンから外れていたので、期するものもあったのかと思います。積極的にタテへ勝負をしていた印象です。あまり組んでいないスカッドではありましたが、ファイナルサードへの侵入はできていました。
ただ、この試合終始感じていたのが、なんか攻め急ぎすぎていないか?というところです。ワンタッチで相手をいなして前進していくことなどは良いかと思います。問題はその後。【クロスの質】などわかりやすく、う~んとなるものもあります。その他では、実際ライン間にパスを出してもあまり相手は動いてないないように見えました。
実際にRWG18高木が落ちて、ジェフ25LWB末吉を釣って、その裏にRSB4眞鍋が走り込み、ジェフLCB13鈴木を引き出す動きもありました。26神垣のパスが通らなかったこともありましたが、じゃあ鈴木をおびき出した後はどうするの?というのは実際にあったかと思います。
本来なら、その位置にもう一人入り込んでニアゾーンをとる、この試合であの時間ですと田中渉だったでしょうか、そこまで組み込んではじめて【崩した】ということになるかと思います。
ライン間に人が入ってもワンタッチではたくことでまだジェフが寄せてくる前にボールをはなしているので、特に崩れてもなくそのボールの行く先で相手に寄せられてしまい、ミスを誘発されてしまいます。水戸の時は明らかにプレスを正面で受けてしまいミスが誘発されてしまいましたが、ジェフではかなり自滅に近かった印象です。
ダイジェストでシュートまで行けたシーンは崩したというよりも、中に選手がしっかりそろっている状態でクロスを上げて、中の選手が何とかした(高木のヘディングなど)。エリアの中に選手を増やすという目的は達成してますが、ジェフ自体はまだ崩れていないのでチャンスにはならない。ヴェルディ戦のような効率の良さがあれば良いですが、あの流れを呼び込んだあのハードワークはこの5連戦ではなかなかできないでしょうし、質と目を合わせる作業をしていく必要があるのだと思います。
それこそ攻撃でちぐはぐになっていると、守備にも影響し、ライン間へのパス以外にも縦に早く展開、エリアには少しでも人数をかける、となってしまえば後ろが空きやすくもなりますので、そこは被カウンターのリスクが高まることにもつながります。
なかなか噛み合わせは難しいですね。
2)
あまりネガティブなことを書きたくないのですが、5連戦2戦目だというのにコンディションがあまりよくなさそうなのも気になります。反対に「動けてるな」という選手もあまりいないのも。
今までの使われ方を考えるとスタメン組以外の底上げは難しいかと思いますが、そろそろ岸田が大槻の穴を埋めてくれたように、違う選手の台頭が期待されるかと思います。
さて、中二日、ある意味きつい!(自分の都合)
出張がてら山口に帰ってきましたが、やはり実家は落ち着きますね。(ほとんど住んだことはないんですが)かなりやっつけのようなブログになってしまい、ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます&ごめんなさい。
明日は栃木戦。久しぶりに維新で応援したいと思います。勝ちましょう!維新派勝つ場所!