レノファを青黒の眼で東京から見るblog

レノファ山口を応援・分析します。

松本のパスの行き先  23/3/11H熊本 79分河野のゴール

第2節からRCBのスタメンとして出場を重ねている5松本。正直2節の時点でブログには書きませんでしたが、「まだボールが来てから人を探している感じがする」とツイートをしました。

磐田戦では、前線の選手にボールを付ける役割は、ほぼほぼ相方の22生駒がしており、松本は近いところの佐藤や矢島との短い距離のパスや同サイドの高橋や吉岡へのサイドライン際へのボールを送り込むくらいだったと思います。前半こそ積極的に相手陣でのプレーもありましたが、磐田がプレスをかけてくると生駒へ、というのがこの試合の終盤の流れであったかと思います。

攻撃のところで課題が残ったと思っています。持てるシーンが多かったでので、そういうところで相手に脅威となるパスを増やしていければと思います。 引用元:https://www.renofa.com/archives/result2023/iwata-2/  

と、試合後インタビューで話すなど、個人の課題として挙げていました。いわき戦ではヘディングで跳ね返す松本が目立っていたが、前半に何本か矢島につけるパスが何本かありました。

とりあえず近い選手、ボランチの選手に、というものではなく相手の矢印が左の生駒から右の松本に向いてきたところで、その矢印を外すように矢島につなげるパスでした。

磐田といわきのプレスのかける場所なども違うので一概には言えないですが、磐田よりも強く前からくるいわきのプレスに対して、矢印をはずすようなパスが何回か出ていました

そして、この熊本戦のきっかけとなったシーン。78:15の佐藤から松本にボールが戻されところである。パスを出した佐藤はもちろん、RSBの前、LCBの生駒もそれぞれにマークがついており、出せる状況ではありませんでした。ここで松本の選択肢としては

・GK関へ戻す。

・センターサークルのところで若干フリーになっていた矢島。

・前方へ大きくけりだす。

といったものだったと思います。矢島にもパススピードが遅ければつぶされるし、GKに返すのが無難なシーン。現に熊本OH17平川やRSH15三島はフリーの矢島につくために、動き始めていました。もしかしたら、熊本的にはこの平川の矢島への動きは実際はNGであったかもしれませんが、松本はこの平川の動きを見て、平川の裏にボールを受けに来たライン間の河野へアウトサイドのパス。平川のほか河野の動きも見逃さず、見事熊本のファーストとセカンドラインを突破してみせました。

この河野に入ったところで、LSH14竹本の視線も河野に向くため、15前はすかさずスプリントをし、竹本の背後でボールを受けることに成功しました。

後ろ向きの守備をせざるを得なくなった熊本に対して、クロスが入った時点でCF梅木、両WGの松橋と小林とエリア内ではすでにレノファの人数が優勢となっていました。
ボールを引き出し、ゴール前まで詰めて得点をとった河野が殊勲であったことは間違いないですし、今後にもつながる良いことでした。ただ、個人的には松本のこのトライは河野に匹敵するくらいとても好印象に思えました。ナイスプレー!!

それと2節で生意気なことを言いました。すみません!!(こんなごめんなさいはいくらでもするんで、ブレイクスルー期待)

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ここまで読んでいただきありがとうございます。

いわきの時のなんちゃってアウェイ遠征記や今回のような記事には入れられなかったものなど時々投稿してみようかなって思っています。引き続きよろしくお願いします。

(※文中敬称略)