レノファを青黒の眼で東京から見るblog

レノファ山口を応援・分析します。

中継カメラはあまり寄りすぎないで。 レノファ山口vs徳島ヴォルティス @維新 2022年3月30日

勝ちが遠いですね。負けゲームとも思いませんが、岩手戦よりは勝つチャンスはすくなかったかなと。

おととしまでならホームとはいえ徳島なら勝ち点1は取った!と思いたいのですが、下位に選手の力はある強豪がいるうえ、現在の上位陣とはここから対戦があるので、勝ち点1差などのチームにはしっかり今のうちに勝ちをとりたい、そんな思いで今節見ておりました。

また今日も下記の様なことを考えてみたいと思いますので、よろしければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

(今回の題名は単なる愚痴というか文句です。試合内容に関係ないです。。。)

 

1)カカをもっと動かせたら。

2)結局誰に得点を取らせるのか。

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今節印象に残ったプレーとしてGK21関のキックがありました。

前半から徳島のプレスに対してひるむことなくレノファが運ぶことを選択できたこととして、関が徳島の両ウイングの頭を越えて、7石川・14橋本の両SBにボールを付けることが出来ていたことが挙げられると思います。

今年に入り関のキックの精度が落ちているなと思うシーンがありましたが、今節は試合開始後からしっかりとつなぐことがチームとして意識付けが出来たと思います。

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いつものざっくりですが、徳島の山口陣でのプレス。

そしてその後の展開についても橋本は言わずもがな、RSBに入った石川も落ち着いて前を向くことが出来ており、お互いパスミスが散見された試合ではありましたが、攻める姿勢を感じさせる試合展開だったと思います。

前半は良くも悪くもいつもの通り攻め込むことが出来ていたと思います。橋本ー沼田ラインで大外のレーン、インサイドの立ち位置を変えつつ、他の選手が関わるという今期のレノファの形が出ていました。

ただ、やはり20:10あたりのシーンや20:34もボックス内へ侵入してからのクロスと惜しいとは思いますが、大槻だけがボックス内におり、他の選手がいない状況がやはり目に付きました。

2列目の3人がボールを回すことにかかわるのですが、ボックスに入ってくる意識が前半はみられず、神垣がアンカーに入り、ペナルティエリア前におそらくいたであろう佐藤謙もこぼれ球に備えていたのかボックスに入ってないようなシーンもありました。この時田中渉はサイドラインで幅を取る役をしていました。

田中渉は右サイドからのボールに対しては入ってくる印象があるので、このあたりはインサイドハーフ誰かは入ってくるなど徹底をしても良いのではないかなと思います。

 

また、解説の中島さんもおっしゃってましたが、もっと中を使いたかったかなと思います。

前節のレノファは岩手の3CBの両サイドのCBを動かしてそこに入り込むというのを繰り返し出来ていたと思います。

しかし、山口の現在の武器左サイドの崩しも相手ブロックの外回しでワンタッチプレーも織り交ぜつつ攻略していますが、この2試合相手のCBは結構クロスに対してしっかり待ちかまえて対応をされていたと思います。

結局外でやられてしまっても中でやられなければいいよね、といった感じでしょうか。

今節の徳島は4バックなので後ろの人数こそ違えど、同じようにもう少しCBを攻撃するようなシーンがあっても良かったかと思います。特に徳島のRCB14カカは恵まれた体躯そのままにダイナミックに攻撃も守備もアグレッシブに前に出てきます。ただ、だからこそこのカカを剥がすのも良かったのかなと思います。

レノファの守備の際に、解説の方が「アンカーの佐藤謙の脇に侵入」というような表現をされているかと思います。新潟戦で、本間や高木兄、伊東などに使われたあの場所です。眞鍋がいくのか生駒が行くのか、などかなり二人の奮闘に助けられていたと思います。失点はありましたが。

似たようなフォーメーションをしていた徳島だからこそ、7白井の脇あたりでもっとプレーすることで、出てきたがるカカを引き出せなかったかなと思います。そうすることでその空いたスペースに沼田がダイアゴナルに入ってくるなど、よりゴールの近くでプレーをする機会が出来ていたかもしれないなと思います。もちろんアンカー脇に大槻が落ちる、吉岡がそこに入るなど新潟戦では前半見られた形でしたので、それを実行する経験はあったと思うので、もう少しやりようはあったのかなと思いました。

交代で入った山瀬も島屋(久々出場!)もそこまでサイドに貼ることはしてませんでしたし、島屋がボックス内で石川からのパスを受け、それを落とすというシーンもありましたし、若い二人にもそのあたりは伸び代に感じます。

 

2)

そしてクロスがことごとくはじき返されていてもっともフラストレーションをためていたのが大槻だったかと思います。石川シュート打っちゃった~などそれもおもしろい、というのシーンもありましたが、そもそも大槻にボールを入れることよりもその前のところに力を使いすぎてしまい、まだ中は崩れていないからこそ、大槻が活躍する場が今節はなかったのかと思います。

何分のシーンかをみつけられなかったのですが、カウンターの時に大槻がセンターライン~ハーフスペースの方へ相手のCBやアンカーの意識を引いて、神垣?田中渉?へのコースをあけたシーンがありました。大槻も手でそこあけたぞ!と指示を出していたのですが、高木が出したのはその大槻へ。ここで大槻がボールを受けても背負っておとすことしかできない状況だったので、やはりここはセンターレーンに入った選手に預け、そこから大槻にボックスに入ってきてもらい、勝負するなり相手を吊ってもらうほうが確立が高かったのかと思います。

このように、どこで大槻にボールをうけてもらうのか、シュートをうたせるのか、このあたりはチーム内で整理が必要なのかなと思います。

試合後インタビューで名塚監督がシンプルという言葉を何度も使っていました。Webで読んだら7回です。それだけまだ監督がもとめるプレーには至っていないのでしょう。この先を楽しみにしたいと思います。

それってどんなプレーですかね。琉球戦の1点目とかかな~と勝手に思っています。

あのシーンは3人4人くらいボックスにいましたし、右からの展開で橋本フリー。「シンプル」にアーリークロスでしたし。うん。とりあえずゴールが見たい(笑)



さて、寒かったり暖かかったりの東京の天気ですが、山口はいかがですか?

レノファもなかなかどっちに転ぶでもなく引き分け地獄にはまってますね。そんな引き分け地獄にも上がいるもんで、徳島は6分け。。。あまりこれにはお付き合いせず次こそは勝利を!維新は勝つ場所!(by関)

日曜日の試合に期待をしましょう!

 

(文中敬称略)

 

最後に今節はホントカメラワークは勘弁して欲しかったです。どんだけ寄りで撮るのよ、、、と。ロングキックすればボールは消え続けるし、前の選手がどの辺にいるのかわからんし、何より移動が多いから目が疲れる。。。Daznさんなのか制作会社さんなのか次節は宜しくお願いします。。。